貿易投資
パラグアイ経済
パラグアイは、その広大で肥沃な土地のおかげで、農業生産が経済の特徴ですが、国の経済構造には商業とサービス業への高い参加率も見られます。農業分野では、大豆、小麦、トウモロコシ、牛肉等が主な生産物です。貿易・サービス分野では、政府サービス、金融仲介、運輸・通信が主要な活動領域です。
産業部門は、主に建設事業を通じて成長してきました。パラグアイは現在、マキラ法などの外資優遇策により、労働力、低税率、豊富なエネルギーを活用した新産業設立の好機が訪れています。
イタイプやジャスレタの二国間ダムのおかげでパラグアイは現在、世界最大の電力輸出国であることから、常に電力を必要とする電気集約型の投資にとって、大きなチャンスとなります。
2013年、パラグアイはGDPが13.6%増となり、南米で最も高い経済成長率を記録し、2014年、2015年、パラグアイはそれぞれ4.7%、3%の成長率を記録し、メルコスールで最も高く、地域の平均よりも高い成長率を示しました。
在日パラグアイ大使館・商務部は、パラグアイへの投資やパラグアイ製品にご関心をお持ちの企業や個人の方、及びパラグアイ企業に日本に関する情報やガイダンスを提供しています。
資料 (PDF)
投資ガイド2021
JICA資料
パラグアイへの投資
パラグアイは海外投資にとってチャンスに満ちた国です。パラグアイへの投資の魅力を下記の動画(日本語字幕付き)でご覧ください。
パラグアイ共和国は、その開放的な貿易政策により、事業拡大のため最良の条件を求めている企業向けに様々なインセンティブを提供しています:
パラグアイ投資インセンティブ
魅力ある市場へのアクセス
- この地域で最も売上高の高い市場(ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ)の中心に位置する戦略的な立地。
- メルコスール構成部品が40%、域外からの輸入が60%の製品は、メルコスール製品とみなされ、域内の輸入関税の引き下げのメリットを受けることができる。
低い税率
- 法人税:10%。
- 付加価値税(VAT):10%。
- 個人所得税:純利益に対して10%、3,000米ドル以上の所得に適用。
低生産コスト
- 豊富な天然資源:パラグアイは理想的な気候条件と肥沃な土地を持っています。グアラニ帯水層の上に位置しているため、豊富な水をに安価に供給できます。
- 豊富な電力:パラグアイは、電力生産量、輸出量ともに南米一を誇っています。産業投資の為の持続可能なエネルギーが豊富にあります。
- 若くポテンシャルある労働力:パラグアイは南米で最も若い人口を抱えており、34歳以下の人口が74%を占めています。
- 競争力のある人件費:現在の最低賃金は月額約430米ドルで、社会保険料は16.5%です。