外交関係
1919年11月17日、日本とパラグアイ間の貿易協定が調印され、国交が始まりました。3年後に、法令14886条1922号を通して東京に領事館が設立されたものの、初代駐日パラグアイ大使が就任したのは1956年11月19日でした。初代大使N.B.フレチャ・トレス氏は、1961年7月25日まで大使としての任務を務めました。
二国間関係における重要な出来事のひとつは、1936年のパラグアリ県ラ・コルメナ移住地への入植から長年にわたって続いた、パラグアイへの日本人移住です。その後、イタイプ県、アルト・パラナ県、アマンバイ県内のラ・パス、ピラポ、イグアス、ペドロ・フアン・カバジェロ等の移住地が形成されました。1959年7月22日、両国にとって相互利益のある日本人のパラグアイ移住に対し便宜を図る目的で、移民協定が締結されました。
現在は、日本からのODA(政府開発援助)の拠出、また貿易、観光部門における交流の増進が両国間の関係を特徴づけています。